終りなき戦い-The Forever War





終りなき戦い-The Forever War
トーラン-Tauran


ジョー・ホールドマン原作の「終りなき戦い」に出てくる敵異星人“トーラン”のビジュアル化です。

左がトーラン本体、右が作品後半に出てくる、人類側の戦闘服を模倣したトーラン側の戦闘服です。
戦闘服には詳しい描写があまりないんですが、トーランのビジュアルに関しては詳細な描写があり、
たぶん誰が描いても十中八九こんな感じになるはずです。(笑)

主に参考にした箇所は、本文110ページの初遭遇部分。

ピックアップすると、
「二本の腕に二本の脚」
「腰は両手でつかめそうなほど細い」
「その細腰の下は馬蹄型の骨盤で、こいつは横幅が一メートル近くある」
「そこから二本の長く痩せこけた足がぶらさがっている」
「脚には膝関節が見あたらなかった」
「細腰の上で、胴体はまたふくれあがり、大きな骨盤に負けぬくらいの胸に続いている」
「腕は、長すぎ、筋肉がついていないことを除けば、驚くほど人間の腕に似ていた」
「手の指は五本より多い」
「肩はなく、首もない」
「頭は、量感のある胸から甲状腺腫を思わせて、悪夢のようにふくれあがっている」
「眼は魚の卵塊のようだ」
「鼻のかわりに、房のようなものがかたまっている」
「のどぼとけがあるべきところより下に開きっぱなしになった穴が、口だろうか」

とまぁ、ここまで詳細だと曲解する方が難しい感じ。

そのほか、体表の質感部分では、
「“うね”のついた皮」
「淡いオレンジ色」
「湯の中に長く漬けておいたよう」
といった描写があり、
「外部生殖器」も「乳房」もない

ということなので、もう、そのものズバリ、そのまんま描いてみました。

トルソー胸部は具体的に描写がなかったんですが、
「肩がない」というのに合わせて極端ななで肩にしてみたら、
なるほど、後に出てくる「キノコの化け物」
(確認してないんでうろ覚えですが)という表現にピッタリだな、と。


戦闘服に関しては、「O脚で、頭でっかちのロボット」
という描写からこんな感じに。
ちょっと、ヌケた感じで、スーツ自体の見た目もトーランぽく。


次は、初遭遇時に乗っていた飛行体です。



トーラン飛行体(箒)
TOP



inserted by FC2 system