昭和少女という名目で初期松田聖子の顔を描くシリーズです。 前回から顔のアップを描いてます。(浮世絵でいえば大首絵) シリーズを通して、初期のまだ垢抜けきれてないけど、ちゃんと見ると可愛い、が表現したい目標で、前回は、資料探しに苦労しましたが、今回は、あえて使わなかったとっておきのを使用。 が、これが描いたら非常に難しかった。(笑) はっきり言って、本質を掴み損ねてます。 もとの画像では、何気ない自然な写りで、すましているけど目には茶目っ気のある表情があって、といった感じ。 その、目のいたずらっぽい感じが出せなかった。 こういう、ボーっと遠くを見てる感じじゃなくて、具体的に言えばもうちょっと目を見開いてた。 じゃあ、そういう風に描けばいいんだけど、描けば描くほど微妙なバランスが崩れて来て、描きたい方向とはズレていってしまう。 シリーズのルールとして、似てなくちゃいけないし、可愛くなくちゃいけないし、初期の若干垢抜けてない感じも出さなきゃいけない。だけど、描き込んでもいけないし、影も極力付けない。 はっきり言って、今回描き込みすぎでルール違反なんですよね。 しかも、思った通りに描けてないという。(笑) ちなみに、顔が全体に曲がってる感じがするのは、使ってた資料自体が歪んでたから。 初めは真っすぐに描いてたんですが、似せる努力のため極力同じバランスに修正していった結果こう。 もう、最終的には、精神的に時間切れでした。 ぜひ、もう一度リトライしたいですね。 (でも、同じの2枚描きたくないなぁ) |