カーチャの冒険34話
Writer,Art:GEN
「休息」
ある日、
ダルコが村外れの秘密の連絡場所で仲間と落ち合い、
大きな仕事と武器や弾薬を貰ってきました。
それからダルコは帰りに村外れの山のふもとまで行って、
農家から街ではまだ売っていない野菜や果物も分けてもらい、
みんなにおみやげとして持ってきてくれました。
私は喜んで、みんなで食べることを提案しましたが、
イリーナはダルコが村外れの山のふもとまで行ってきたことに酷く怒っていました。
イリーナが言うには、あの辺りには最近“鬼”が出るのだそうです。
イリーナは「鬼に喰われたらどうするの!?」と、ムッとしていましたが、
セルゲイは「くだらない噂だ」と、相手にしませんでした。
ダルコも笑っていました。
私は、“鬼”がどういうものか判りませんでした。
そのあと野菜と果物は夕食としてみんなで食べました。
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