Writer,Art:GEN

「愉悦」



その後も私とシューラはテロを続けました。

あっちの橋、こっちの駅、街の大きな劇場、
人が集まりそうな所には何処にでも爆弾を仕掛けました。

そのたびに街は大混乱になり、大勢の人が死にました。


私は人が死ぬたび、
また少し世界が良くなったと嬉しさが込み上げ、シューラと悦び合いました。


でも私はシューラと２人で活動できることが一番嬉しいと思え、
命令があるたび２人で夢中になって爆弾を仕掛けて回りました。




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