HOW TO イラストレーション




HOW TO イラストレーション
(ペインター・クラシック1.0J編)






「モリガン」データ


BMP原画

サイズ 1300×1800ピクセル
6.856KB
ピクセル/インチ 300


JPG画像

サイズ 55KB
ペンタブレットを使っての、ペインター・クラシックでの
イラストの描き方、ということで、
以前描いた「モリガン」を使って、簡単ですが
出来るまでを解説したいと思います。
*タブレットの設定
傾き感度は大きく、
ペン、消しゴムとも感触は一番柔らかくしています。
1、新規でペーパーを出す。
タブレットから直接描いているので、新規を開いて紙を出します。
この時、あまりに紙が小さいと、筆先が大きすぎて上手く描けないので、ある程度大きいものにします。
ちなみに私は解像度300程度、ネット用なら150程度でも可。
*メモリーは必要です。
(まっ最近パソコンを買った人なら、私より少ない人はいないと思いますけど)
2、下描き
下描きはチョーク(鉛筆の時もあり)で、
この場合オレンジですが、色は自由にどうぞ。
薄い色で描くと完成した時目立たなくなります。
テクスチャーはたぶんベーシックペーパー。
3、下塗り
水彩で下塗りします。
(というか、この絵はほとんど水彩で描いてます)
水彩の大で、背景になる色、もしくはキーになる色で、絵全体を塗りつぶします。
そのとき、わざとムラにしたり、別の色を重ねたりして調子を付けます。
*水彩での注意
ペインターの水彩は、明るい色も後からのせられるのでベンリ!!
ただし、一度乾燥させると、もうのせられないので、
最後まで明るい色をのせながら描きたい場合、終わるまで乾燥させずに描きましょう。
(.RIFF形式なら乾燥せずに保存できます。)
ちなみに、最新のペインター(および、それをベースにしたクラシック)ではこの描き方は出来ません。
4、人物の着彩
人物も水彩で塗っていきます。
デジタルなので、順番は気にしなくていいですが、
後ろにある物から塗った方がラクです。
私の場合、肌、髪、服、の順です。
まず、基本になる色を塗ったあと、影、ハイライトと進みます。
ハイライトなどで描き起こす場合、チョークやカバーブラシ(「筆」の中にあり)を使います。
くっきりハッキリさせたいときにいいです。
この絵では、胸元の白い羽根、唇、一部ハイライト、サインなどに使っています。
*カバーブラシや油彩など不透明な筆で描く場合、
不透明度を下げるとなじんで描きやすくなります。
ちなみにカバーブラシはガッシュやポスターカラーで塗った感じに描くことが出来ます。
5、ぼかし
今回はやってませんが、水滴で筆ムラをぼかします。
やってもやらなくてもいいんですが、やると非常になめらかな絵になります。
(あら不思議!!いっきに寺田克也風になっちゃいます)
やり過ぎは逆効果。
6、保存
納得ゆくまで描けたら保存します。
非圧縮のビットマップ(bmp)などで保存後、サイズダウンしてjpgで保存。(HPに載せるため)

以上が「モリガン」の出来るまでです。

色の選択や、塗り方などに特にテクニックはありません。
しいて言えば、本物の筆と絵の具で塗るときとそんなに変わらないということです。

ですので、みなさんもどんどん挑戦してみて下さい。
はじめ上手くいかなくても辞めてしまわず、一枚最後まで描いてみるとあら不思議、コツがつかめてます。(ホントか?)




*注、 このコンテンツはリクエストがないと増えません。(笑)

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