タツノコヒーロー・リメイク 宇宙の騎士テッカマン






宇宙の騎士テッカマン
テッカマン素体  チェーンドマン  南城二


2枚目は、左から「テッカマン素体」「チェーンドマン」「南城二」です。

それぞれ、テッカマンからアーマーを取った素体。

素体から皮膚にあたる白い金属(収縮性のある金属)
を剥いだチェーンを巻いただけの状態。

チェーンを巻く前の城二、になります。


テッカマンでは、人間のまま宇宙空間で戦うというテーマがあって、
そのため主人公の城二は苦痛を伴う細胞凝縮という過程を踏まなくてはなりません。

細胞凝縮というのは細胞を硬く強固にするということで
(なんか、水分が出てしぼみそうですが)、
これは多分、宇宙空間に生身で出たときに起こる、
“身体の破裂、血液の沸騰”等を抑えるための処置と思われ、
巻かれるチェーンもこのためだと思うんですが・・・。

調べたところ、(出たとたん瞬時に)破裂と沸騰はウソなんだそうです。
実際に宇宙空間に生身で晒され、生還したロシア人飛行士までいるそうで、
血液には血圧というものがあるんで瞬時には沸騰しないようです。
(舌など水分があるところはピリピリしたそう)
身体も破裂する前に凍ってしまうんではないかと。

そういった意味で、宇宙空間に生身で晒されたとき、一番注意しなくてはならないのは、
窒息、チアノーゼ(減圧症)、火傷、凍傷、被爆、
で、それらから護らないと数秒で死ぬそうです。

それを踏まえて、今回は細胞凝縮は行わない方向で。
多分、凝縮すると2度と元に戻れなさそうですし・・・。

セッタールームでの流れは、
ベルトを外した城二がぺガスに入り、

下処理のコーティング剤の吹きつけ
(凝縮の代わり、チアノーゼ、火傷、凍傷、被爆から身体を護る)、

上と同じ理由プラス物理的な衝撃から護るためチェーンを巻く
(呼吸が出来ないが、一応、宇宙空間での活動はこのままでも可、
アーマー固定用の土台の意味もあり)、

収縮性のある液体金属吹きつけ
(この金属に酸素が含まれており、そこから呼吸をする。
もしくはこの金属が触媒になって宇宙空間から何がしかの物質を取り込み酸素に変える)、

アーマーの装着。

チアノーゼい関しては、パーフルオロ・カーボンを利用した液体呼吸というものがありますが、
これは宇宙では使えないそうなので、却下。
ちょっと残念です。


デザインに関しては、まじめに描いてみました。と、いうところでしょうか。

城二が怒ったような顔をしているのは、
原作中で直情型の短気なのを反映しているからです。



次は城二をテッカマンに変身させてくれるぺガス登場です。



その3
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