ＦＩＬＥ：８「ロボット刑事」
フジテレビ系　７３年４／５～７３年９／２７ 東映作品


ファイル８「ロボット刑事」です。

読んで字のごとく、まんまロボットの警察官が活躍する作品です。（笑）
昭和４０年代の町並みに、ロボットが人間の刑事にまぎれて捜査する、
と言う絵面がシュールでした。

ロボットの刑事が主役の実写映像作品としては、かなり古い部類に入ると思います。


デザインの方は、元の「Ｋ」（ロボットの名前）のデザインが特徴のないロボット然としたものなので、
元の「Ｋ」にもある頭の赤いライン（実際は溝）だけ残し、
主に実際の人間と同じ様に動かせる無理の無いデザイン、と言う部分に重点を置きました。

現在ある本物のロボットなども参考にして、
動かすと言う意味ではそこそこ充分な物が出来たと思いますが、
人間と同じポーズをとらせるとなると、手首などに関節が足りなかった様です。
（かがんだイラストの左手前腕がねじれてしまいました）（笑）

右端にベタな刑事スタイルの服を着たイラストがありますが、
「Ｋ」は原作（石森章太郎）やテレビでも基本的に服を着ていました。


また、映画「ロボコップ」（タイトルが一緒！！）の元ネタと言われますが、
死んだ人間を利用すると言う意味では、
「ロボット刑事」より「エイトマン」の方に近いんじゃないかと思います、
それと「Ｋ］自身のキャラクターは、「スタートレック・ネクストジェネレーション」のデータに似ています。

ちなみに、実写版の「Ｋ」のマスクは旧ソ連のゴルバチョフに似ています。（笑）


今回は、コミックも一場面描いてみました。


コミック風イラスト（おまけ）