タッドポール11話


スラッグマン

Writer,Art:GEN

 
さて今回、タッドポール号は立ち寄ったステーションである男を乗せる事に・・・

う~~んこの男、謎が多そうだぞぉ~~。



「おかげで助かったよ」

「じゃあ時間まで船の中で待たせてもらうよ」
「明るい所は苦手なんでね」


「あぁ~どうぞどうぞっ!! 狭い船ですけど自由に使ってください!!」






「コラッ!! ののん!!あんたさっきお昼食べたばっかりでしょ!!」

「だ~~ってお腹空いてんだも~~ん!!」

「ダメッ!!あんた放っといたら全部お菓子食べちゃうでしょ!!」

「ダルマみたいになりたいの!?」


「えぇ~~~っ!!」

「ふぇ~んだ!! 鬼っ!!」

「まったく!! 初めて来た時とはえらい性格の違いだわ!!」

「お腹見せて寝る飼い犬と同じで安心しきっちゃってんのね!!」

「そのうち宇宙に戻すぞ!! モォー!!」


「テッドに言うからいいよぉ~~だっ!!」

プシュ~~ン

「あっ・・・」


「ふっ確かに狭いな・・・」


「・・・ちょっといきなり何よ!!」

「誰っ!?」


「あっ こちらイガクワント・カハルさん!!」

「ガトクリア星行きの定期便に乗り遅れたんで、近くのステーションまでタッドポール号で乗せてく事にしたんだよ!!」


サササッ

「すげぇ~~~金持ちでさ!! お金いつもの3倍出すって言うからさっ!! なっいいだろ!!」

「へぇ~~あっそう・・・(まっカッコイイし、いいか)」


「んっ? どうしたののん、キョロキョロして・・・」

キョロ、キョロ、キョロ、キョロ、キョロ
(テッドとイガーを交互に見ている)


サササッ

ガシッ!!


「おいっ何だよそりゃ!!」

「こっちの方がテッドより甲斐性ありそうって事なんじゃないの!?」

「・・・・・・・」


「コラッ!! 足にくっつくなっ!!」





NEXT
BACK



inserted by FC2 system