このイラストは、あるとき「古典主義的技法で人の肌を描いたように、今の自分の描き方で見せられないか」と、突然思って、元々ノートに小さく描かれていたスケッチを急遽引き伸ばして描いたものです。 具体的な描き方としては、リアル系フィギュアの肌の作り方も取り入れて、肌を段階的に層にして作っていく、というもの。 肌のベースの色を塗る前に、血管(静脈とか)、血行のいいところ、悪いところ(クマ)などの下地を作って、その上に薄っすら透ける感じで肌を塗る。 それから影を作る、といった感じ。 なんか、いかにも生々しい感じの肌が出来そうな気がしたんだけど・・・、結果は全然ダメ。 単に気持ち悪いだけ。(笑) そもそも血管やクマは、先に描こうが後から被せようがいっしょで、結局、普通に描いちゃいました。 それ以前に、こんなデフォルメされたマンガ絵じゃ、どんなにうまく描いても効果が判りづらい。 一体何がしたかったのか・・・、という感じですが。 深夜のコンビニにコピー取り行ったのが楽しかったから、いいか。 |