70年代特撮ヒーローズ・リボーン ファイル:20.5





FILE:20.5「ジャンボーグA改訂版(ジャンボーグ9)」
毎日放送系 73年1/17~73年12/29 円谷プロダクション作品


これも「ジャンボーグA改訂版」同様、
TOKYO MXでの放送を観て改めてリメイクしたくなり描いたもの。

前回のリメイクが変型中心の、かなり適当なものだったんで
「9」もやった方がいいかなと始めたんですが、
こうなる予感はしてたんですが、とてつもなく時間と労力が掛かりました。

デザインの方向性としては、最近の自分のトレンドでもある、ゴチャゴチャカオス系。
変型は雰囲気もので、その部分はいい加減ですが、
変型元であるホンダZのパーツで構成されたように見えること、
という所に重点を置いて考えてみました。

と、言いつつ、脚なんかは全然関係ないパーツになっちゃってますし、
Zの部分も元の形より、だいぶ細かく分割されていますが、
これはデザインや変型、ロボットとしての動き面白さのためとご理解していただきたい。

間接に関しては、わざわざ、こんなんで動くのか?という感じのものにしてあります。
(あえて言うなら既存のものとの差別化のため)
手首などは、耐久性は置いとくとしても、どこで曲がるのか?と思われるかもしれませんが、
黒い部分が柔らかい素材で出来ていて、そこで曲がります。

頭部に関しては、前回よりも原作に近くなってます。
前回のリメイクでは、目が4つだったんで今回も4つ(こめかみの後ろ向きのもの)。
実は、原作のマスクは、首の後ろにも2つ角(突起)があり、
後ろから見ると星型になっているので、それも再現。
(角じゃなくて首のカバーにしましたが)
額の部分が透明になっているのは、
そうしろという強迫観念に押されてだったんですが、
どっかで見たなと、よくよく考えたら、『ビッグ・オー』でした。
なので、これは透明じゃなくても可。

絵的には、今回、自分なりのエポックになるような描き方を色々発見できたんで、
かなり満足感のあるものになりました。
特に徹底的に汚しとダメージをかけたことで、
今までになかった存在感、実存感が出せたかなと。

ただ、こうする前に、一旦ショールーム並の輝きの9およびZを描き上げていたんで、
判っていても勿体無くて、やりたくなくなって困りましたが。

今回、絵の密度が高いんで、サイズもいつになくデカくなってます。(笑)

(HPの移転にともない、アップできるファイルの大きさに制限が発生したため、
若干サイズを縮小し直しました)




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